ピンクボンゴ、、、 127

あの STB139スイートベイジル にピンクボンゴを 出演させる!

と 決めた ビンマネ の意気込みは 相当なモノだったと思います、、、

収容人員250 の大型ライブハウス

出演している バンド 歌手 の皆さんは 一流の方々ばかりです!

ソレに 250人もお客さんを 集めることが出来るのか?

ある日の夜 ビンマネに呼び出されました、、、、、、

コレから 夜の 六本木を 散策していただきます カポネさんを ビデオカメラで 撮影します ?

ステージで着ている服装でお願いします

もちろん 真っ黒い サングラスも、、、

ピンクボンゴ 全員だったような気もしますが、、、、、、

六本木の街を ブラブラと 散策しながら ライブハウスを覗いたり 喫茶店に

入って お茶 したり 1時間くらいもそんなことを やっていたでしょうか?

その間 ずっと ビンマネさんは ワタシだけを 狙ってカメラを回しています、

、、、、、、

その頃 ピンクボンゴで二部の最後に何時も歌っている ムード歌謡曲

足手まといから 東京で一番淋しい女 

と言う 田辺靖雄さんのちょっとしたヒット曲 に変わっていました 

大路さんの アレンジも素晴らしくて

足手まといの時は ビーバップの早い

フレーズのイントロでしたが

東京で一番淋しい女  の時は ナント アフロブルー 言う コルトレーンの曲

が 突然 ムード歌謡に変わる言う 寸法でした!

足手まとい の時も  歌が始まる前に 小芝居が 有りました

大路さんが お客さんに 聞きます

今までの演奏 如何でしょうか?

素晴らしい! 良かったです!

と 良い反応が 有り 

ソレではメンバーにも 聞いてみましょう と

言って それぞれに 良い感触の 答えを言います

最後に では カポネさんは どうでしたでしょうか?と聞いてきたところで

ワタシが イマイチだね! 歌が多すぎ

ジャズバンドなんだから ジャズ やらなくちゃ! 

と言う パターンに 持ち込みます!

そして 厳しい バップフレーズの荒らしが続き さも ジャズやるフリをして

ムード歌謡になる と言う アレンジ、、、

徹ちゃんの また 歌うんかい!

と言う 激しい 突っ込みも有り、、、

東京で一番淋しい女  の時は

やはり ボクが もっと オレに弾かせろ!と言う 展開に持ち込み 

ソレでは思う存分 弾いてもらいましょう!

と 言って アフロブルー のイントロが 始まります、、、

最初は そのような展開だったのですが

二回目からは ゲタ夫さん 何故か

アフロブルーの イントロの前に 

アフリカ! アフリカ!と 叫びながら

ピョン ピョン と飛び跳ね ました!

すると 大路さん 徹ちゃん ジュアサ

達が 同じように 口々に 

アフリカ! アフリカ! と 叫びながら ピョン ピョン 飛び跳ねました!

コレ なんの打ち合わせも 有りません

アドリブ  です

呆気に取られる とは このことでしょうか!

唖然とする ボクのことなど お構いなしに ゲタ夫さん 大路さん ジュアサ

徹ちゃん  アフリカ! アフリカ! と叫びながら 飛び跳ねています♪ 

、、、、、、、、、

続く、、、