北海道阿寒郡阿寒町大字仁仁志別、、、40

、、、、、、畑仕事3、、、、、、

天秤棒で 前後に2つの桶をバランス良く持ち上げる事は 慣れないと非常に難しいです

金魚売りのおじさんや 豆腐売りのおじさんが 昔 よくひょい ひょい ひょい と担いで歩き 注文があると その場に 下ろし そして

又 ひょいと持ち上げてすい すい すい と去って行く

そういう簡単なイメージで すっと持ち上げてみました

すると 前後のバランスが悪く 前の桶と 後ろの桶が 振り子のように 揺れ始めました

ボクは 慌てて 大勢を直そうとするのですが すればする程 振れは大きくなりました

そうこうしているうちに ナント 前後の桶から肥やしが溢れ出す始末です

あー たいへんだ〜〜!

その時の 10歳の信義少年の慌てぶりを 皆さん 想像できるでしょうか?

ニオイは臭いし、、、、、、

情けないし、、、

周囲は汚れて 気持ち悪いし、、、

泣きたいくらいでした

しかし こんな事で泣いても誰も助けてはくれません

何とか 前後に暴れる桶を鎮め その場に下ろして やり直しです

散らばった 肥やしをスコップで集めて近くに小さな穴を掘り 一先ずそこへ避難させました

失敗した原因を 信義少年は 冷静になって 考えてみました

1     桶の容量 いっぱいまで 肥やしを入

   れすぎた

2      天秤棒を担ぐ時 真ん中の位置を

   確認せずに 力任せに持ち上げた

この 2つが 主なものでした、、、、、、

よし! 次は上手くやるぞ!

うまい具合に 桶からだいぶこぼれたので 丁度良い感じです

天秤棒の真ん中の位置を確かめ すうっと 腰を下ろして そうっと立ち上がりました

よし!いいぞ!

いい感じ、、、

一歩 二歩 と歩みを進めました

      すると、、、、、、、、、!

続く、、、