母親と姉(実の)の前で 柘植広への朝の挨拶 をしました
僕にとっては 決められた 躾 であり
日常の事 でしたが 一言の返事もない柘植広の態度 それに 抵抗する事も 反抗することもなく 従順に従っている 変わり果てた私の姿に
2人は ある種の危機感 を感じたのではないでしょうか
このまま 柘植家においていたら
信義は どうにかなってしまうかもしれない!
その様な気持ちで 昨夜の話し合いになったのだと 思います
ボクの方から 母親に 夕張に帰りたいと一言も言った事は有りません
何故なら 毎日の様に おばあちゃんから 生みの親より育ての親
育ての親の恩を忘れてはいけない!
と 言われていたので そのことに触れてはいけないと自分で決めていたのです
その話し合いは 次の日の夜も行われました
その時に出来た結論は
夕張の高校に通わせる
しかし 名前は 柘植信義でいる事
柘植家の跡取りという立場は変えない
と言う事でした、、、、、、
名前なんか どうでもよくて この 柘植の家から 脱出できる! という事が
14歳に成っていた 信義少年 には
とてつもなく 嬉しい事でした!
続く、、、
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