北海道阿寒郡阿寒町大字仁仁志別、、、 13

 

 

仁仁志別の大自然、、、、、、

特に 川 ですが、、、

夕張はご存知のように かつては 石炭で栄えた街です

上流に石炭採掘場が 有ったせいで 川の大部分は 真っ黒でした

そう 夕張の川は 黒かったのです

子供の頃は 川は 黒いモノだと思っていました

仁仁志別は 正確には 町の山花 に近い方から 下仁仁志別 仁仁志別 上仁仁志別 と言います

仁仁志別川は 下 の方に行くと 川幅も広くて深くて 大きな川になります

多分北海道地図にも 仁仁志別川というのは 記されていると思います

僕が住んでいた辺りでは 川幅も少し狭まって 上流に上るにつれて 水深も浅くなっていきます

僕が住んでいた1958年 頃から ちょっと前までは 秋になると 鮭が上がって来たと言います

その季節になると 幅2メートル 深さ1メートル位の上流では 川に棒を差し込んでも直ぐには棒が倒れなかったと言われるくらい 鮭 が群れを成して押し寄せて来たそうです、、、、、、

そんな名残を残している川が村を縦断していました

僕は毎日の様に やまべ(め) を釣りに行きました

渓流釣りでも 難しい部類の魚と言われている様ですが、、、

気の遠くなるような 静寂の中 

無心に 釣り糸を流している 信義少年の 姿が目に浮かびます

その様に 何かに 熱中している時は 

淋しさを忘れる事が出来ました、、、、、、

続く、、、

 

 

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