北海道阿寒郡阿寒町大字仁仁志別
6畳のスペースの4分の3が2メートルまで掘られ 4分の1が1メートルまで掘られているというのが、今までの状況です。
さて、ここからが大変だったと言ったのですが、それは、2メートルの深さの真ん中辺から 外へ土を投げ捨てるのは10歳の少年には 相当の力が要ったのでした。
2回に1回くらいは失敗して捨てようと思った土は また穴の中へ落ちてきます。
そこで信義少年は考えました。
この状況をうまくクリアーするためには どうしたらいいのだろうか…と、いうようなことを……。
<金町の奇妙な仙人
わかった! 出入り用の階段を付けた。でしょ。
<カポネ
仙人さん すごい!
あたり!です。
今度の飲み会の時、好きなつまみ、一品ご馳走します!>
仙人が言い当てたように、 3段くらいの小さな階段を作りました。
(仙人には好きなおつまみを、一品、ご馳走する約束をしてしまいました。少し後悔しています…。)
それ以外の土はその階段を登って1メートルの高さから 外へ投げ捨てたのです。
手間隙は余計にかかりましたが、確実に穴の中の土を 全部外へ出しました。
これで一応、穴掘りは完成です。
10歳の少年にしては良くやりました。
皆さん、誉めてやってください!
蓋を作った記憶が無いので、多分、蓋と裸電球は 安子か、他の人がやってくれたんだと思います。
ムロが完成しました。
するとその翌日くらいからすぐ、 おばあちゃんの漬物作りの手伝いです。
これも結構大変で、今でも記憶に残っています……。
(続く)